上海 社員の引き抜きの恐れ
今回は、上海よりご依頼頂いた内容です。「社員が引き抜きされる恐れがあるので、周囲の会社の動きを調査して欲しい」といった内容でした。
依頼主はこの街でビジネスを行うIT企業関連の男性で、周辺の企業が自社の社員に対しヘッドハンティングを企んでいるのでは?と嗅ぎつけたそうです。
実際、世界のトップ企業が集まる上海では、こうした引き抜きの話も頻繁に寄せられます。取引先も含め、同業界隈の動きを調査することにしました。
ヘッドハンティングの動きは?
調べを進めたところ、やはりヘッドハンティングに関して動きがあるように感じられました。
疑惑の企業は現在取引を行う2社に加え、新規で上海市場に参入を目論む日本企業の2社でした。ターゲットとされていたのは自社の社員3名で、いずれも会社の飛躍において輝かしい功績を残している人材達です。
もし、彼らが社に居なければここまでの飛躍は無かったということや、依頼者様側で今後も彼らのアイディアをあてにされていることなどから、実際ヘッドハンティングされてしまうとリスクは大きくなります。
依頼者様と社員側で話し合い
その後、依頼者様の方で新たにこの3名と話し合い、契約年数や報酬について話し合われたとのことです。
ライバル企業の予算などを考慮した、もしヘッドハンティング交渉をしてきた際の予想提示金額なども想定しながら、報酬の見直しなどを行い、対策を練られました。3名とも話はまとまり、今後の方針も固まりました。
その後の経過は?
その後、実際に2社から自社社員にヘッドハンティングの話があったそうですが、社員は自社残留の道を選ぶとしたそうです。
上海はビジネスの戦場であり、こうした話も頻繁に寄せられます。
しかし、その競争の中で勝っていく為にも、優秀な人材の確保、提携は必要不可欠です。ワールド探偵.COMが調査を行い、中国での引き抜き行為からあなたの会社の人材を守ります。