北京・現地営業担当の調査
「北京現地支社の売上が著しく低下している。現地での社員の素行も怪しまれる為、一度現地調査をお願いしたい」といったご依頼をされたのは、日本のこの企業の本社の担当者からでした。
北京に飲食ビジネスで進出していますが、業績が伴わずに苦しまれているそうです。そこで、弊社に調査をご依頼された経緯です。
北京現地で調査開始
こうしたケースでは、本社から視察を行い、従業員を見るケースがあります。
しかし、視察の時だけ取り繕って、その後はずさんな営業体制というケースもよくあります。
今回はワールド探偵.COMのスタッフが顧客を装い、何度も店に足を運びました。店内にカメラやレコーダーを設置し、従業員のコミュニケーションの様子も伺いました。すると、様々な悪要素が浮かんできました。
北京支社のスタッフの不正
まずこの飲食店は、従業員数名がグルになり、タイムカードを操作し、出社していない人物が出社したという履歴を作っていたのです。
その他、レジの売上を着服、早退や欠勤の日常的横行、怠慢な接客業務など、次々と見つかっていきました。
これでは売上の低下に繋がることは当然のことです。今回、こうした一連のスタッフの行動の様子を報告書にまとめ、依頼者様に提出しました。
調査結果報告とその後
依頼者様の方で今回のあまりにもずさんな真相に驚かれていましたが、「自社の方でも監視が甘かった」とのことで改善に取り組まれました。
タイムカードの不正操作や、レジ売上を着服したスタッフらは解雇し、その他の支社のスタッフにも、今後は監視を強めるとの警告を行いました。
その後、少しずつですが下がり続けていた売上も上昇の兆しを見せてきたとのことです。中国で、現地社員の不正の疑惑は、ワールド探偵.COMが調査致します。