台北調査事例
台湾の首都、台北で調査を行った事例をお伝えします。
アジアの中では日本からアクセスしやすく、観光名所としても人気の街です。
今回ご相談を持ちかけられた日本人の個人事業主Aさんは、台湾現地で知り合った台湾人の実業家に出資の相談をされていました。
「会社を始めるので300万出資し、株主となってほしい。
半年後には元金に20パーセントの複利をつけて返金する」とのことで、事業計画書を見せられたとのことですが、本当に出資していいものかどうなのかということで、今回ご相談されました。
台湾での投資話
実際、今回のような投資話は多いです。ある程度の資産を持っていることが知られれば、それを嗅ぎつけ、話を持ちかけてくる人物も増えてきます。
今回のように綿密な事業計画書を見せ、出資を募るケースもありますが、相手を信用するにはバックグラウンドなども見ておくことが大切です。
そこで、今回出資を募ってきた人物の素性を調べてみることにしました。すると、驚くべき事実が明らかになりました。
バックグラウンド調査とその後
今回のターゲットは以前日本人を相手に投資詐欺を行った事例があり、逮捕されていた過去があったことが判明したのです。
そして、会社を作る話や事業計画も全部でっちあげで、予めご相談者様の資産の匂いを嗅ぎつけて現れ、はじめからお金を奪うつもりでいたこともわかりました。
調査内容は全て依頼者様にお話し、早急に手を引くよう提案しました。
現在は完全にこの男性とは縁を切り、平穏な暮らしを取り戻したとのことです。早めにご相談されたことが功を奏した事例です。