ロサンゼルス 社員と取引先が不正癒着か
今回は、ロサンゼルスからご依頼頂いた調査をお伝えします。
依頼者はこの街でビジネスを行う日本人社長の方からでした。「社員が取引先の人物と裏で繋がっているのではないか」
といった内容でした。会社を介さず、個人で取引をしている疑いがあると、依頼者様は見ておられました。
もちろんこうした行為は会社の規約に反する行為です。早速調査を行うことにしました。
社員Aの行動一部始終調査
取引先と営業の社員が仲良くすることは、ビジネスを円滑にするうえでいいことです。
しかし、時折今回の疑惑のような不正が行われるのもまた事実です。
今回は、この社員Aの行動一部始終を尾行、張り込みし、調査を進めていきました。やはり取引先B社との接触は多く見られました。
しかし、これだけだと不正の立証にはならず、業務範囲内の行動として片付けられてしまいます。更に深く、社員Aの行動を追いました。
ある外回りでの出来事
ある日中、外回りに出掛けた社員は、ロス内のレストランでB社の人物と接触していました。ワールド探偵.COMの調査員も、顧客を装ってこのレストランに潜入し、2人の話の内容を特殊な小型レコーダーで録音しました。
すると、ようやく今回の疑惑を裏付ける会話を聞き取ることができました。
小売販売をする依頼者様の企業ですが、廃棄品や破損品として市場に出せず、破棄するべき商品を、資料がわりとしてA自らB社に安値で提供していたのです。もちろん、企業の許可を得ず、勝手にです。
調査結果報告とその後
今回のターゲットAとB社の社員との会話が録音された内容一部始終を依頼者様に提出しました。
憤慨されておりましたが、長い間の疑惑もはれたとのこと。その後、裁判を行う流れとなりした。
弊社でロス現地の弁護士をご紹介し、手続きから訴訟まで一連の流れを行い、この社員Aから損害賠償を請求することが裁判で認められました。
こうした社員の不正行為はアメリカ全土から報告されます。ワールド探偵.COMが尾行や監視を行い、真相を明らかにしていきます。